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 七、
 痢 病  c327   


南北経驗醫方大成 による 病証論 井上恵理 先生 講義録

七、 
痢 病  c327  


【】・――〔〕・は、山口一誠の文章やタイトルです。 


井上恵理先生の言葉は、私のような経絡鍼灸の初級者にとつては、

難しく、理解の及ばない事が多いのですが、

これも私自身が経絡治療家として社会的使命を達成する為に、

必要と思い分類考察をするに当たっています。

 日本では、初め、僧侶の人たちが、仏教と共に、病気を治す為の医術として、

鍼灸の技術を会得し、日本の地に暮らす人々その術を処置して健康に寄与して、

途切れることなく、今につたわり、

東洋はり医学会をして、

現代人に対する、治療法の研究・臨床実践・理論化を集団で行なっています。

そして、現代病に罹患した、人々の心と身体の治療をしています。

井上恵理先生は初期の東洋はり医学会の会員に古典理論を、

自らの実践理論を通して講義をされています。

「南北経驗醫方大成による病証論」を学ぶ事は、

現代の経絡理論と日々の臨床に結びつくと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「南北経驗醫方大成 七、 痢 病 」の原文 。

       P75上段1行目 〜 P79下段より。


今人、患痢者、古方謂之滞下是也。
得病之由、多因脾胃不和、飲食過度。
停積干腸胃之間、得剋化。
而又爲風寒暑湿之氣干之、故爲此疾。
傷熱下痢則赤、傷冷則白、傷風純下清血。
傷湿則下、如豆羹汁。
冷熱交併、赤白兼下。
又有如魚脳髄者。

治法當先用通利之薬、
疎滌臓腑積滞、
然後辧、
以冷熱風湿之證、用薬調治。
熱赤者清之。
冷白者温之。
風湿者分利之。
冷熱相兼者温涼以整之。
仍須、先調助胃氣。
切不可?用、罌栗穀、詞子、之薬。止澁之。
便停滞不能疎泄、未有不致危者。

几下痢之脉。
宜微小。
不宜浮洪。
宜滑大。
不宜弦急。
身寒則生。
身熱則死。
間有瘧痢兼者。
惟當分利陰陽理脾助胃。
因毒物致痢者。
宜解之。
不可一概而論也。

::::::::::::::

井上恵理 先生の訳:      

P75上段 〜 P75下段より。

 「今の人、痢を患う者、古方に、之を滞下という。これなり。病を得るの由は、多くは脾胃和せず、飲食過度にするによって、腸胃の間に停積して、剋化することを得ず。しかして、又、風寒暑湿の氣の為に之に さる、故に此の疾を成す。熱に傷らるれば、痢を下す事、則ち赤し、冷に傷らるれば、則ち白し、風に傷らるれば、もっぱら清血を下す。湿に傷らるれば、則ち豆羹汁の如きものを下す。冷熱、」交々に併すれば、 赤白、兼下す。」

〈 治療の方 〉P77上段 〜 P77下段より。

「治法は先ず通利の薬を用いて臓腑の積滞を疎滌(そじょう)して、然(しか)して後に弁ずるに、冷熱風 湿の症を以て、薬を用いて調和すべし、熱して赤き物は、これを清くし、冷えて白き物は、これを温め、風 湿の物は、これを分利し、冷熱相兼ねる物は、温涼をもって、これを整えよ。よって、すべからく、まず胃 の気をを調助すべし、あわてて罌栗穀(おうぞくこく)、詞子(かし)、の薬を用いて、そしてこれを止澁
(しじょう)、すべからず。即ち停滞して疎泄すること能わざれば、未だ危致ささざる物あらず、およそ下 痢の脉は微小に宜(よろ)し、浮洪に宜しからず、滑大に宜し、弦急に宜しからず、身冷ゆる時は生く、身 熱する時は死す。間々、瘧痢兼ね起こる物あり、惟(ただ)、まさに陰陽を分利し、脾を利して、胃を助く べし、毒物によって痢を致す物は、これを解すべし、一概にして論ずべからざる也。」

:::::::::::::

井上恵理 先生の解説と言葉の意味:   

 P75上段 〜 P75下段より。

痢というのは、痢病といわれるもので、今で言えば下痢の事です。P75上段

〈 痢病とは 〉P75下段より。
この痢という症は、古典では瀉利、又は泄瀉という言葉を使っています。
―「今の人」〔とは、〕この本が出来た次代、六百年前の事です。
「痢を患う者、古方に、之を滞下という」古方はそれ以前の本。
現代では滞下というのは女の人の腰気(こしけ)〔おりもの〕の事で、
―それ以前の古典、黄帝内経等では、〔痢病に〕滞下を使っています。

〈 古典の読み方 〉:パス・・・

〈 二つの痢病 〉P76上段 〜 P76下段より。
下痢の事も後世になり、明の時代、我国では元禄時代に、
痢の事を痢病と泄瀉の二つに分けています。
泄瀉はつつくだしの事で、ドッと出て気持ちの良いもの、
現代医学でいえば、胃腸カタルが泄瀉です。
痢病は、渋り腹の事で、下るほど気持ちが悪いものです。
現代医学でいえば、大腸カタルが痢病です。
〔症状は〕裏急後重(お尻が下へさがる感じ、肛門の抜けるよ うな感じ)があり、何回も便所に行きたがるのが痢病です。
現代では下痢といって同じにしているが、臨床において、治療法が違ってくるのです。―ここでは同じに扱 っています。―

〈 病の起こる理由 〉P76下段より。
「病を得るの由は」病の起こる理由は、多くは、「脾と胃が和せず」脾と胃が調和しない為か、あるいは飲 食過度の為に起こる「過度するによって、腸胃の間」食べた物が腸と胃の間に「停積」たまって「剋化する ことを得ず」消化する事が出来ない。そうゆう状態に風寒暑湿の外因に犯され痢病になるのです。
いわいる
内因の七情〔怒、喜、憂、思、悲、驚、恐〕の気に犯された、いわいる脾胃の不調和、それから飲食の邪が内因として起こった所へ、風寒暑湿の外邪に犯された為に痢病になるのです。食べ物を、食べないのも良くないが、食べ過ぎるのも良くない。「脾胃和せず」という事は、現代医学的にいえば、心因性の胃炎が起こっている。頭を使う人が食べ過ぎるのです。栄養の取り過ぎです。食べる人は、身体を使う人であるのに、現代は逆になり、どちらも病気になる様に出来ているのです。

〈 病の状態 〉

「故に此の疾を成す」病気の状態は、「熱に傷らるれば、痢を下す事、則ち赤し、」熱に犯される時は、赤い便が出る。血便ではない。便は黄色を貴しとする。「冷に犯される時は、赤い便が出る。」「風にに犯される時、初めて清血を下す。」=血を下す様になる。「湿に傷らる時は、下す事、豆羹汁の如し」(豆腐を作る前の粕が混じった状態)の消化不良の下痢便をする。白も消化不良。「冷熱、交々に併すれば」熱と冷えが交互に来る。冷えると身体は熱を出す作用があり、熱を出すと冷え様とするので、白い便が出たり、赤い便が出たりする。「魚の脳髄の如くなる者あり。」(子供がよく出す、キョロキョロした寒天状の消化不良の下痢便。)


:::::::::::::

井上恵理 先生の解説と言葉の意味:   


 P75上段 〜 P75下段より。

〈 鍼の治療 〉 P77下段より。

まず痢病の症は、脉が虚しているほど治りやすい。
実する脉は危険で、手をつけないほうが利口です。
通利の薬を用いる代わりに、虚証を中心に補法を行なう。私の経験からいえば、
痢病というのは、腎虚証が多い。それから泄瀉は脾虚証が多い。腎虚か脾虚によって決めることが出来る。
その証に合ったものは治しやすい。この泄瀉の方には嘔吐、吐き気を伴う。 
それから痢熱風湿の証は、薬 用いる時、重要だが、我々、経絡の方では、経絡の調和が主になるのです。

〈 赤痢 〉パス・・

〈 下痢と中毒 〉P78上段より。

中毒して下痢する場合がある。我々の体が正常であれば、悪い物は鼻について食べないのだが、―〔食べた場合〕吐くのが一番軽い、次が下痢の生理的作用。―
裏内庭穴の灸は一点灸の半米粒大艾柱にて知熱灸で熱くなるまでやる。
食中毒で下痢なく発疹、蕁麻疹様、になった物のに適用、また食中毒でそれが食べれなくなつたものの改善にもなる。

〈 下痢の治療 〉P78下段より。

「熱して赤き物は、これを清くし」所謂、冷藥。
「冷えて白き物は、これを温め、風湿の物は、これを分利し、冷熱相兼ねる物は、温涼をもって、これを整えよ」これは漢方薬の方。
― 子供の下痢は胃腸カタルを起し引きつける。こうゆう時は温めるのが良い。
―医者の注射で熱は下がったが、腹がパンパンに張り苦しんでいる。食べ過ぎたから、温湿布をさせ、大便がたくさん出て治る。
大人 は知熱灸、子供は温湿布がよい。―「よって、すべからく、まず胃の気をを調助すべし、あわてて罌栗穀( おうぞくこく)、詞子(かし)、の薬を用いて、そしてこれを止澁(しじょう)、すべからず」慌てて薬で 下痢を止める事を慎まなければいけない。―出る物は出したほうが良い。「即ち停滞して疎泄すること能わ ざれば、
未だ危致ささざる物あらず」下痢を止めた為に、出でる物が出なくなり非常に危険である。―

〈 病気の予防 〉P78下段より。

「およそ下痢の脉は微小に宜(よろ)し、浮洪に宜しからず、滑大に宜し、弦急に宜しからず」〔下痢の脉状は〕微かに小さい脉がよい、浮いて洪水の脉はよくない、滑脉は実脉のようで虚脉、大は大きいけれど力がない、これよりピンと張っている脉はよくない。身体が冷えている人は生きる。身熱する時は死す。
「間々」時には「瘧痢、兼ね起こる物あり」瘧痢によって起こる病気がある。「惟(ただ)、まさに陰陽を 分利し、脾を利して、胃を助くべし、毒物によって痢を致す物は、これを解すべし」必ずしも下痢だけで扱 えない物もある。脾を補って、胃を助けるようにする。毒を解くようにする。
「一概にして論ずべからず」一通りに考えず、痢病は複雑であり、色々な症状があり、気をつけなければい けない。風邪によって起こる胃腸性の下痢がある。

―〔判断でいきない事は医療機関での医師の検査を参考にすること。〕―


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※ 詳しくは、

「南北経驗醫方大成による病証論 井上恵理 先生 講義録」
発行元:東洋はり医学会、をお読みください。
http://www.toyohari.net/link.htm

または、


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ゆっくり堂 鍼灸院 

山口一誠 

住所 : 宮崎市天満2-4-26
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メール : yukkurido@ybb.ne.jp
電話 : 0985-50-5174

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2012.9.15(土曜日)




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鍼灸師 山口一誠

やまちゃんのプロフィール

1952年12月生まれ、
腰の病気に罹患後、建設業から
薬業界に入る。
現在、薬種商と して、
ゆっくり堂 薬の山口を開業中
別室に、鍼灸師として
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